地震保険の申請期限は?毎月の支払いが困難なときはどうする?
「地震保険って申請期限ってあるの?」
「震災にあってしまい、保険料を支払えない場合はどうすればいいの?」
地震が発生してしまい、他の対応に追われ地震保険のことを忘れてしまうこともありますよね。今回は地震保険の申請期限や、支払いが難しい場合の対処を紹介しています。有事の際でも対応できるように、これから紹介する内容を一緒に確認してきましょう。
地震保険の申請期限は?
地震保険の請求の際、申請に期限があることをご存知でしょうか。申請期限は保険法で3年と定められており、それ以上過ぎると時効になるため損害があったとしても申請ができません。
ですが保険法とは別で、各保険会社ごとに申請期限を設けているケースが多くあります。法律では3年ですが保険会社によりこの期間が短くなっている場合があるため、申請する際は注意が必要です。心配な方は一度、加入している保険会社に確認して見るようにしましょう。
また実際に地震などの被害にあった場合、すぐに保険会社に連絡することがおすすめです。
地震保険に関するよくある質問3つ
地震保険に関して、よくある質問は以下の3つです。
●地震保険金はいつもらえる?
●支払われた保険金額に不満があるときはどうする?
●地震被害を受けた場所はそのままにしないとダメ?
被害にあったときは慌てないためにも、以下で紹介する質問をしっかり確認しておきましょう。
地震保険金はいつもらえる?
まずは「保険金はいつもらえるか」です。被害にあった際、少しでも早く保険金を受け取りたいですよね。地震保険の支払いに関しては地震や被害の大きさに左右されるため、一概にいえないのが実情です。ただ保険会社も早期の支払いに努めているので、必要以上に遅れてしまうことはありません。東日本大震災のときも、3ヶ月以内に約8割の支払いが完了していたようです。
支払われた保険金額に不満があるときはどうする?
つぎは「支払われた保険金額に不満があるときはどうするか」です。提示された金額に不満がある場合、保険会社に再調査の依頼もできます。調査員も見落としの可能性があるため、提示された金額に納得できないときは再調査の依頼がおすすめです。もし再調査でも結果に納得できないときは、日本損害保険協会に「そんぽADRセンター」があるので相談してみましょう。
地震被害を受けた場所はそのままにしないとダメ?
さいごは「地震被害を受けた場所はそのままにしないとダメか」です。地震が起こったあとすぐに調査員が訪問できない場合もあるので、安全面を考えて家財を片付けたいですよね。そんなときは片付けても大丈夫ですが、損害箇所の写真撮影をしておきましょう。片付けてしまうと、どの程度被害があったか調査員も確認ができませんので要注意です。
毎月の地震保険料が支払えないなら猶予申請を!
今回は、地震保険の支払期限に関して紹介しました。ただ実際に震災にあった場合、保険料の支払いができないケースもありますよね。
そういったとき災害救助法適用地域であれば数ヶ月の間、支払いが猶予される可能性もあります。いざというとき慌てないためにも、日頃から必要な情報を収集することを心がけていきましょう。
当サイトでは、地震保険の請求をサポートする代行業者を紹介しています。
もし気になる点や心配な点があったら、一度相談してみてください。