損害個所の大きさに注意!地震保険の請求方法とは?
「地震保険ってどうやって請求するの?」「損害箇所が一部だけど、保険金ってもらえるの?」そこで今回は地震保険の請求方法や、損害個所の大きさによって保険金額が異なる点を解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
地震保険の請求が可能な補償範囲とは?
こちらでは地震保険の請求が可能な、3つの補償範囲に関して紹介します。
1)地震
2)噴火
3)地震や噴火による津波
まずは地震。
地震の補填範囲は家屋が倒壊、もしくは地震にともない発生した火災で燃えてしまった場合です。次は山などの噴火。これは噴火で発生した噴石により、家屋が壊れてしまった場合です。
最後は地震や噴火による津波。
地震や噴火によって発生した津波により、家屋が流されてしまった場合を指します。
家屋が一部流されてしまった場合でも、補填対象です。
地震保険を請求するまでの流れ
地震保険の請求方法は、以下の4ステップです。詳しく解説していきますので、参考にしてみてください。
事故内容を地震保険の会社へ連絡する
事故にあった場合、まずは加入している保険会社への連絡です。保険会社からは、以下の説明および確認が入ります。
●加入している保険内容のチェック
●保険の支払い対象となる、種類や範囲の確認
●保険金の請求に必要な書類の説明
●上記以外に必要な手続きのアドバイス
重要なので、内容をしっかり確認しておきましょう。
損害個所の確認
つぎに保険会社への連絡し、実際の被害箇所の確認です。
※地震保険の調査は、以下の流れとなります。
●訪問日時の調整
●訪問調査の立ち合い
●被害状況の調査・撮影
後述する請求書作成には、上記の情報が必要です。なかにはずさんな調査をする調査人もいるので、かならず本人が立ち会いましょう。
地震保険の請求書を作成する
そして実際の調査内容をもとに、請求書を作成します。
※請求書の作成後、保険会社に送付しましょう。
保険会社での審査後に入金される
さいごに請求書をもとに、保険会社が仕払金額を算出します。算出後は被保険者が内容を確認し、問題なければ支払金額が確定です。確定した金額が、保険会社から振り込みされますので、被保険者は着金を確認します。
地震保険の請求額は損害個所の大きさで変わる
ここからは、地震保険の請求額について説明します。請求額は損害箇所の大きさで変わるので、一緒に確認していきましょう。
1)全損 : 地震保険金額の全額
2)大半損 : 地震保険金額の60%
3)小半損 : 地震保険金額の30%
4)一部損 : 地震保険金額の5%
※保険金額の支払いは時価が限度。
※時価とはそれぞれ同等のものを購入するのに必要な金額から、使用により消耗や経年劣化分を控除して算出した金額。
上記は参考例で、契約している地震保険会社により内容が異なります。具体的な数字を知りたい方は、契約している保険会社に問い合わせてみましょう。
まとめ
今回は地震保険の請求方法や、損害個所の大きさによって保険金額が異なる点を解説しました。これまで紹介してきた内容を、1人でおこなうのは大変ですよね。そういった場合は、地震保険の代行サービスを利用しましょう。
当サイトでは、地震保険の請求をサポートする代行業者を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。