火災保険申請代行の悪質業者とは?
見分けるコツやトラブル例を紹介
ここ最近、日本では災害が多く、それに伴って災害に便乗した悪質業者が増えてきているのをご存知でしょうか?
そこで今回は火災保険申請代行の悪質業者について、見抜くコツや起こりうるトラブルなどをまとめました。
火災保険申請代行の悪質業者とは?
火災保険申請とは火災保険金を受け取るために申請するもので、それをサポートするのが火災保険申請代行です。
火災保険の申請には修理の見積もりや書類、写真を用意する必要があるのですが、自分1人では分からないことも多いのが一般的。
そこで火災保険申請代行というサービスが、近年利用者を徐々に増やしています。
「保険金請求は難しそう」 「忙しくて請求していない」
確かにこういった考えの人には、とても便利なサービスです。
ですが火災保険申請代行の悪質業者もいるのが現状で「無料と案内されたのに、結局支払いが発生した」などの問題も。
そんなトラブルを起こしやすい火災保険申請代行の悪質業者には、以下のような特徴があります。
- 1. そもそも主な事業が建設業ではない
- 2. 火災保険をやたらと熱心に語る業者
- 3. 公的な団体を装った業者
こういった悪質業者に騙されて起こったトラブル事例を、以下で紹介します。
悪質な火災保険申請代行業者で起こりうるトラブル例
火災保険申請代行を勧めてくる悪質業者は、代理申請が違法であることを逆手に取り、堂々と営業をしてきます。
そこで今回はそんな悪質な火災保険申請代行業者で起こりうるトラブルを、2つ解説します。
1、工事の品質が悪くて満足できる修理ではなかった
火災保険申請代行の悪質業者の真の目的は、修繕工事に繋げることです。
つまり火災保険申請を代行するのは無料だと謳いながら、実際には保険金請求が可能だと分かった時点で工事契約に切り替わります。
ただし実際には工事業者でも建設業でもないことが多く、満足できる修理を受けられないトラブルが発生します。
品質が悪い場合、正規業者に依頼して二重工事が必要にもなるかもしれません。
2、高額な解約手数料を要求された
火災保険申請代行の悪質業者は、解約料として保険金の50%を請求することがあります。
自動で工事契約に切り替わったうえ、悪質業者の建設業務への知識があるのか分からないという不安が利用者側には残れば、解約するのが妥当な判断だといえるでしょう。
ただし火災保険申請代行をしているため、悪質業者には保険金取得の情報が伝わっています。
そのため支払われた火災保険のなかから、工事をキャンセルした分の解約料を50%請求されるというトラブルもあります。
火災保険申請代行の悪質業者かどうかを見抜くコツは?
火災保険申請を何度も経験している人はあまりいないので、悪質業者を見極めるのも難しいでしょう。
今回は火災保険申請代行の悪質業者かどうかを見抜くコツを3つ、紹介します。
1、大きい金額の謳い文句で勧誘される
火災保険申請代行の悪質業者は、利用者が災害を受けた直後の精神面について勉強しています。
たとえば「火災保険申請代行をつかって200万円貰えました」などといった、大きな金額を謳い文句にしている広告などは危険です。
2、HPに過去事例が掲載されていない
火災保険申請代行の悪質業者かどうかは、その会社のHPに過去事例が掲載されているかも判断材料となります。
火災保険申請代行は、全てを任せることになるので信頼性がなければ依頼はされませんよね。
さらに実際に工事契約まで進む業者であれば、過去の修理事例が掲載されているはず。
契約書にクーリングオフの欄がない
火災保険申請代行の契約時に書面を確認するのですが、そこにクーリングオフの掲載がなければ悪質業者と判断できます。
火災保険申請代行には特定商取引法が適用されるので、契約書面を確認してみましょう。
まとめ
今回は火災保険申請代行の悪質業者について、見抜くコツや起こりうるトラブルなどをまとめました。
正直、火災保険申請代行の悪質業者は巧みに騙そうとしてくるので、見抜くのは難しいかもしれません。
そこで当サイトでは安全な会社のみ厳選して、火災保険の申請代行サービス業者を掲載しています。
ぜひ安心してご活用ください。